せどりケーコジ|MNPの税金処理・確定申告のやり方とは?

こんにちは。こんばんは。

千葉市花見川区で公認会計士・税理士をしています、岸会計事務所です。

 

最近は、せどりMNPやIPHONE買取の税務相談が多くなっています。

 

昨日、IPHONEの値段が大幅に上がってしまったので、APPLEネット仕入れの数は減るかなって想像しますが、それでも、MNPの勢いはしばらく衰えないと思いますので、今日のブログ記事では、MNPなどの税金・確定申告のやり方について、書いていきたいと思います。

なお、MNPなどで利益を出していない人でも、MNPの実態(裏側)を知っておくと、ご自身がいつか機種変更をする際にお得にできるようになると思いますので、知っておくとよいと思います。

ケータイショップの実態

MNP(モバイルナンバーポータビリティー)を語る上で、ケータイショップの形態を知っておかなければなりません。

 

実は、街中にあるケータイショップのほとんどは、いわゆるキャリア(docomo、auやソフトバンクなど)の直営店舗ではありません。

 

別会社の販売代理店であることがほとんどです。

 

そのキャリアと販売代理店の関係が、MNPで利益を出せる源となっているのです。

 

ノルマの存在

街中のケータイショップが販売代理店であるために、その販売代理店は、キャリアから数のノルマが課せられています。

 

月に、新規で〇件、機種変更で〇件、MNPで〇件、といった具合です。

 

そのノルマを達成したり、また大幅に件数を稼ぐと、キャリアから報奨金がもらえるという仕組みです。

 

また、IPHONEには、IPHONE独自のノルマがあると聞いたこともあります。

 

したがって、販売代理店は、ビジネスとして、ノルマを達成しなければならないので、いろんな施策をしてくるわけです。

 

ケータイショップは、その施策のための予算を持ってます。

その施策をうまく使って、ケーコジの方が利益を出しているというわけです。

 

 

販売代理店とケーコジは、WIN-WINの関係なのか?

MNPするときは、1回につき一人3台までできたりするので、家族4人でMNPしたりすると、ショップのカウンターにIphoneが12台積まれていたりするわけです。

 

何も知らない一般の方からは、異常な光景に映るでしょうね。

 

また、ケータイショップの店員さんからも異常と思われているのは間違いなく、このIPHONEを買取屋に売るんだろうなって思いながら、黙々とMNP手続きをされていると思慮します。

 

それを表に出す店員さんはいませんが、不快に思っているか、うちのノルマが達成できる!と思っているかは、人それぞれかと思います。

 

したがって、心情としてWIN-WINかというと微妙なところはありますが、法律違反行為であったり、キャリアでのブラックリスト入りしていなければ、あとはケータイショップの判断です。

 

ノルマというものがある限り、一気に12台とか契約できるわけですから、ケータイショップも楽なことは間違いないので、ビジネスとして考えると、WIN-WINの取引である面があることは否めないと思います。

 

せどりMNPのこれまでの変遷

MNP制度は今に始まったことではなく、もう始まってからかなりの年数が経っています。

 

これまでの変遷を見ると、MNPで稼ぐには波があります。

 

3年前ぐらいに大きな山がありましたが、その1年後に割引規制が入り、一度落ち着いたものの、ここ1年ぐらいまた山が来ている感じです。

 

最近では、ドコモが転売を防ぐために、IPHONEのケースにショップのハンコを押すという対策をし始めましたが、早速、そのハンコをきれいに消す手法がTwitterで流れてました。

 

つまり、イタチごっごなのです。

 

なので、波はあるものの、MNPで稼ぐというビジネスはなくならないでしょう。

 

MNPとは違いますが、円安の影響か、APPLE公式サイトで定価でIPHONEを購入しても、買取屋では定価以上で買い取ってくれていたという異常事態も起こっていました(残念ながら、7/1で大幅に定価が値上げされました)。

 

せどりMNPビジネスの優れている点

MNPで稼ぐことが良いか悪いかは置いておいて、この手法は、ビジネスとしてとても優れた点があります。

 

それは、先にキャッシュインフローが大量に入ることです。

 

契約したスマホを買取屋に転売することで初期の段階で、大きなキャッシュが入ります。

 

あとは、契約解除まで基本料金を支払うだけで完結なので、うまく資金繰りを考えれば、最初のキャッシュインフローを使って、雪だるま式に利益を増やしていけます。

 

最初に大きなお金が入るというビジネスは早々あるものではありません。

 

そういう意味でも、このビジネスを手掛ける方が増えているのも理解できます。

 

せどりMNPの会計・税金処理

概要はこれくらいにして、MNPの会計・税務処理について、書いていこうと思います。

 

MNPには、まず「弾」と呼ばれる初期の回線が必要です。

その弾に関係する費用(初回事務手数料、基本料金、解約金など)は、経費計上できます。

 

次にMNPし、解約までの費用(初回事務手数料、基本料金、Appleケア、解約金(あれば)など)も、経費計上できます。

 

そして、買取屋などに売った売却代金は売上に計上しなければなりません。

 

一般的に、スマホ料金は、通信費で計上するケースが多く、個人事業主ですと、決算時に「家事按分」すると思います。

 

しかしながら、MNPでかかった費用は、すべて経費にできることから、通信費で計上すると家事按分を通じて経費が減ってしまうので、別勘定を作って処理したほうがよいでしょう。

 

例えば、売却分は「MNP売却収入」勘定、費用は「MNP関連支出」勘定という勘定科目を会計ソフトで作って、そこで一括管理するとよいと思います。

 

そうすることで、MNPでの収支も容易に把握することも可能となります。

 

買取屋に売却する場合の注意点

MNPしているほとんどの方は、買取屋に売却していると思いますが、いくつか大事な注意点があります。

 

まず1つ目ですが、できる限り、売却代金は銀行振り込みにすることをお薦めします。

持ち込んで現金でもらったり、郵送でも売却代金を現金書留でもらうことも可能ですが、確定申告上、売上の計上漏れがあってはなりません。

その点、銀行振り込みにすれば、売上の計上を忘れてしまうということがなくせるからです。

 

2つ目は、持ち込みでも、郵送でも買取屋に出す明細は、控えを必ず取っておくことです。

たとえ、銀行振り込みでも、税務上、その売上の根拠となる資料ですから、必ず必要となります。

 

もちろん、MNPにかかった費用のレシートや領収書も取っておかないと経費を否認される可能性があります。

 

一括ゼロ円以外の税務処理の注意点

MNPする際には、一括ゼロ円が望ましいですが、条件によっては、割賦になることがあります。

 

その際には、支払うべき本体価格を契約日に計上する点に注意が必要です。

 

割賦で翌月以降に支払う分は、費用を分割しているのではなく、ただ本体価格の支払いを分割しているにすぎないのです。

 

特に個人の場合、12月末をまたいで割賦が残っている場合には、誤った処理をすると、所得税、消費税が誤った計算になってしまうので、気を付けてください。

キャリアからの利用明細の総額だけをみて、会計処理すると間違います。

 

まとめ

以上、MNPにおける会計・税務処理について見てきましたが、利益を出している以上、納税の義務があります。

 

必ず確定申告をして、得た利益については、確定申告をして納税してくださいね。

 

買取屋に税務調査が入ったという噂を聞きました(本当か嘘か分かりません)。

 

税務調査には、反面調査といって、税務調査で得た情報をもとに、別な方へ税務調査に来ることがあります。

 

買取屋に多額の売却をしているにもかかわらず、正しい確定申告をしていない人を対象に、税務調査に来るのです。

そうならないためにも、利益が出たら、正しい確定申告をしてくださいね。

 

 

では、またブログ更新します。

 

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投稿者プロフィール

岸知史
岸知史インターネットビジネスを約10年副業でやっている税理士
インターネットビジネスを始めて約10年経過。いまだに現役であるため、インターネットビジネスの会計・税務処理を得意としている。インターネットビジネスにおいて、10年の知識と経験を持つ税理士は、日本では見当たらないとの定評がある。
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